40歳男性 過敏性腸症候群、反復性うつ病性障害
未分類 | 2019年2月8日
メディカルストレスケア飯塚クリニック(心療内科、精神科、鳥取県)
30歳の頃よりイライラ、不安、自責感、不眠、下痢、腹痛などが生じ、精神科受診。SSRIなどの投与を受けるも改善せず、あきらめて近医にて眠剤やイリボー、コロネル、整腸剤などの処方を受けていたが、不眠はやや改善するものの下痢・腹痛などは全く改善しなかった。36歳時に当院初診。初診時、SDSにて53点の中等症のうつ状態であった。時に自責がひどくなり、希死念慮が高まるなどうつ状態は著しく悪化することもしばしばであった。その後の抗うつ薬や抗不安薬による薬物療法により、うつ状態は改善し、SDSは30-40点台に落ち着くも、下痢・腹痛のくり返しは続いていた。コロネル、イリボー、各種整腸剤などに全く反応しない状態が5年以上持続していた。
平成30年12月、10%ブロードスペクトラムCBDオイルを就寝前に0.5ml舌下を開始したところ、仕事上の多忙さとストレスが大きい時期だったのにもかかわらず10年来の下痢・腹痛が速やかに改善した。